Profile

鈴木明人(すずきあきと)です。

2012年に日本ソムリエ協会ワインエキスパートを取得し、2017年に同協会のシニアワインエキスパートを取得しました。現在はワインエキスパート・エクセレンスという資格に変更になっています。

現在は外資系製薬会社で開発職をしており、自分のバックグラウンドは薬剤師です。ワインは大好きで、ズバリ品種を言い当てるブラインドテイスティングを究めたいと思っています。

このブログを始めたきっかけについて書きたいと思います。シニアワインエキスパート(現ワインエキスパート・エクセレンス)の三次試験は小論文が出題されるのですが、その対策に取り組んでいるときに、ワイン醸造に関する科学系の論文を読む機会がありました。現在のワイン科学に触れることで少し興奮しました(笑) 知りたかったことがここに載っているとわかったからです。 同時にこういった情報がほとんど発信されていないことに気が付きました。そこで、ワインの科学の分野の情報を私なりに正確に集めて発信するブログを始めようと思いました。日本ブドウ・ワイン学会にも加入しています。自分で出来ることからコツコツとワイン業界に貢献していきたいと考えています。

ブログのタイトル「情熱とサイエンスのあいだ」の意味ですが、人々のワインへの情熱とワインにまつわるサイエンスとのあいだには大きな隔たりがあり、そのあいだを埋めるための情報発信をこのブログで行いたいと思いこのタイトルとしました。

ワインのお仕事としては、ワインプラスカレッジでも講座を担当させて頂いており、このブログの内容等をお話しするワインサイエンスの講座も行っております。2024年2月8日にグラフィック社より著書「WINE ブラインドテイスティングの教科書」を発売しました。

ところで好きなワインはシャルドネ、ピノ・ノワールですが、最近はブラインドでブルゴーニュと答えてしまったフランス以外のシャルドネ、ピノ・ノワールと答えてしまいそうな赤ワイン品種(ネレッロ・マスカレーゼ、ツヴァイゲルトなど)、シャンパーニュと答えてしまいそうなスパークリングを探すことに凝っています。

さて、このブログの記事は大きく2種類あり、1種類はPubMedやJ-stage等の国内、海外問わず科学系論文の検索エンジンで届く最新の研究を私なりにサマライズして紹介する「研究論文」、そして私が日頃整理すべきだなと感じている「基礎知識」の2種類です。

ただ、私はワイン研究を本職として行っているわけではありませんので、内容に関し間違いがあることもあると思います。詳細は必ず引用元の論文をご確認下さい。

メールアドレス:z3ch19@hotmail.com

2024年10月2日追記:マイベストさんのご依頼でワインセラーのページに監修者としてコメントさせて頂いております。よろしければご覧ください。

https://my-best.com/1927